はてなの近藤さんに惹かれる


Web系プログラマ2ca3です。


はてなの近藤さんのエントリーに考えさせられることが沢山あります。


技術者でまだ、読んでない人は是非読んでみて下さい。立ち止まってよく考えてみることです。


項目だてされていたので自分の思う所を羅列。自分のためのエントリー。


 


1.アウトプットを出す



自分が個人的に調べたこととかを中々アウトプットできないジレンマがあります。


纏めきってから文章にしようとしたり、きれいにリファクタリングしてからソース公開しようとしたりしていました。


出してから感じて行く方に考え方を変えて行こう。


特に心に響いたのは「自分がここまでかなと思うそのもう一つ先のアウトプットを出してから次の仕事に取り掛かるように心がけてください。」


ってくだりです。一つ先のアウトプットって考えてなかったなー。


 


2.批判精神



最近は会社でもそれなりに責任ある立場になってきて、周囲の目や後輩への影響など考えて


問題の無い発言や行動に縛られていた気がする。


特に心に響いたのは「自分の立場を考えたり、他人を気にしたりして、自分が感じたり考えた正直な気持ちを発言しないことは、未来の大きな可能性を失います。」


というくだりです。


前述の問題のない発言や行動は、会社に属している以上止むを得ないと考えてきたし


上司や先輩も当然そう思っているものだと感じていましたが、自分の未来の可能性を失っているとかっていう考え方はなかったですね。


なんだか27の分際で角が立たないことに終始している自分がダサく思えてきた。


 


3.自分の専門領域を探す



心に響いたのは


「どんな世界も自分が何かを始める前は自分が居ない状態で回っています。しかも、そこそこちゃんと回っているのです。何か新しい事を始める時、「その世界はあなた無しでもちゃんと回っている」状態から出発する事を忘れないでください。極端な話、「自分が生まれなくても地球は問題なく回っていた」のです。」


というくだり。久々にグサっときました。


自分なしでもそこそこちゃんと回っていた所に自分の存在価値を示していかなければいけないのですよね。


そうでなければプロでは無いと自分でわかっていながらできていないと思います。


なんだか、自分が曖昧にしてきた部分を面と向かって言われたように感じた。


 


4.誰に評価されたいか



自分が納得できる仕事をしたいと考えてきたけど具体的に誰に?問いた時にうまく答えがでなかった。


で「自分が誰に評価をされたいと思っているかを考えるための良いヒントは、「これまでの経験の中で一番嬉しかった瞬間」を思い出す事です。」


「憧れの開発者に「Cool!」と言ってもらえた時が最高に嬉しかったのならば、もっとそう言ってもらえるような仕事をすべきでしょう。」


というくだりを読んで激しく同意できた。


自分は技術者に評価される技術者に憧れがある証拠かな。


実際になりたい自分と、会社の求めている自分の間にあるギャップをいかに、処理するか。。。


 


5.続ける事の大切さ



心に響いたのは「自分の成長スピードが鈍化したと感じたところから、毎日淡々と続ける作業こそが、偉大な仕事を成し遂げるのに必要なのです。」


「「続けられる事」こそが、偉大な仕事を成し遂げるために最も重要才能なのです。」


というくだり。


自分は飽きっぽいのか成長のスピードが鈍化したところで止めてしまう方だと思います。


それはそれで、スピードの速いこの業界では止むを得ないと思ってきましたが、


そこからされに継続することが重要なようです。


平均点程度の自分から偉大な、人から尊敬される自分へ。


ただ、ひたすらに毎日コードを書いてみようと思います。


 


 


いつもより気持ちよくエントリーできた。


なんだか、今まではかっこつけていい事書こうと今までやってきたけどどうにも気持ちよくない。


今後はもっと思うままに書いていこう。


 



「へんな会社」のつくり方


近藤 淳也

翔泳社 (2006/02/13)