業務システムを開発するにあたって再認識した3つの事

コンシューマー向けサービス開発歴が長い自分にとって、業務システムを開発するにあたって再認識した3つの事
1.どう造るかの前に何を造るかが分からない
2.何を造るか整理したいが、お客様も何が欲しいか、本当は分かっていない
3.なので漠然とある夢や不都合を聞きだして、何が欲しいかを見える化していく作業が最初に入る


3の作業が完了した時に、初めて概算見積もり位できるだろうか。
お客様が欲しいといっている機能で概算見積るとまずい事になりそうだ。
この辺の分析にはユースケース図やアクティビティ図が活躍するだろう。今まで真面目に書いたこともなかった。
前に何かで読んだ「お客さまは自分が本当に欲しい物を知らない」という事なのだろう。


今まで、コンシューマー向けサービス開発時はユースケースでいう所のアクターは非常に少ないし
お客様は自分の欲しい物が分かっていたし
自分もどういった業務フローで実現するかも頭に入っていたので
お客様の話し聞いて機能一覧書いて、実装技術調べて、クラス図、シーケンス図書いて、みたいな事が多かった。
そういう意味で、スタートラインが「どう造るか」だった。