エクセル方眼紙の設計書は苦行

とりとめもなく不満を書きます。

日本のシステム開発関連では、10年以上前からエクセル方眼紙で設計書を書く風習があります。
日本独自の風習のようで、アメリカ人あたりからは「クレイジーね」と思われてるとかなんとか。
元々表計算ソフトなので、使い方を間違っているというのもありますが、
日本人は元来、罫線大好きで、何でも整えようとする傾向が強い気がします。
何でも罫線引くと見た目は整っているように見えるのでエクセル方眼紙で書くと最初は楽なのですが
フォーマットの考慮が足りなくて、思うように書けないことも多くあります。
以前遭遇したのは、
SQLの結合とかは書けるけど
EXISTSが書けないフォーマットで
じゃあどうする?みたいな調整したりして、まあ面倒な事になりました。
その前はDISTINCTが書きたいのに
書くと、規定の枠からはみ出てしまうので、セルの結合をして・・みたいなもう・・・
9文字(スペース入れて)を入力するのにどんだけ手間だよ!って発狂しそうになります。
さらに、エクセルってやつはすぐにファイル容量がでかくなるし、すぐ壊れるしで腹たちます。
先日も「セルの書式が多すぎて・・・・」なんてエラーになって、行を追加できないという状態になりました。


特にエクセル方眼紙の詳細設計って奴は、なくなって欲しい限りです。
プログラムの内容を日本語で書くとか、アホなの?とか思うんです。
だって、プログラムを書くための言語があるのに、曖昧でコンパイラも通せない日本語で書いて
レビューして「これで正しいので、この通りコーディングするように!」とかってもう何?って感じるんです。
CPU時間とか決められてた大昔の話?パンチカードとかでコーディングしてた大昔の話?
とか思うのですよねえ。
技術も環境も進歩しているのに、開発手法や見積もり方法が昔のままで、いろいろと矛盾を感じるんですよねえ。